マルチーズは、長い間、人の抱き犬とされてきましたが、
それはその愛らしい姿からも頷けます。
でも、なかなか活動的なワンちゃんでもあるのです。
活発に走り回ったり、遊んだりすることが大好きです。
陽気で活発な遊び好き、それがマルチーズです。
また、野性的な面もかなり持っており、
普段は穏やかなのに、自分より大きな犬に対してもかまわずに向かっていく
という大胆さも持ち合わせております。
しかし、基本は根っからの甘えん坊で、
いつも飼い主や家族のそばにいたがります。
頭がよく物覚えも早い方です。
忍耐づく飼い主の言うことをジッと聞いて、理解しようと努めてくれます。
しつけは、比較的やりやすいワンちゃんです。
ですが、ムリなしつけは、マルチーズに限らず嫌がります。
しつけの基本は、気長に誉めながら行うものです。
また、カワイイからと言って、甘やかし過ぎるのは禁物です。
可愛がるのと甘やかすのとでは、根本的に違います。
警戒心が強く、飼い主や家族への依存心が強いのも
マルチーズの特徴かもしれません。
ドアのチャイムなどにも敏感に反応し、吠えたてることがありあます。
子犬のころから外へと連れ出して、社会性をつけさせることも大事です。
犬好きな人たちから身体を撫でてもらったり、遊んでもらったり、
家族以外の人にも慣れさせることも大事です。
また、色々な物を見せること、触れさせることで
豊なワンちゃんへと育てることができるのです。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
マルチーズの特徴と言えば、その長い被毛です。
光沢があって、白くて長い絹糸のような被毛は、地面につきそうなほど。
マルチーズは、室内飼育の小型犬として有名なですが、
お部屋で黙ってお座りなどしていると、まるでワンちゃんの縫いぐるみが
インテリアとして置かれているのではないかと思ってしまうほどです。
また、このワンちゃんの優しそうな表情と
チョコマカと機敏に動く姿もマルチーズならではの特徴です。
均整のとれた体つきのマルチーズは、
胸が良く発達し腹は引き締まっています。
たれ耳で、付け根の位置が低く、尻尾は背に乗っているようです。
真っ白は直毛で下毛はなくシングルコート。
耳と尻尾、それに四肢には豊かな飾り毛がオシャレです。
1877年ごろまで、アメリカではマルチーズを、
「マルチーズライオンドッグ」と呼ばれておりました。
これは、アジアの愛好家たちによってつけられた名前で、
彼らが被毛をライオンのたてがみのようにカットしていたことから、
このように名づけられました。
地中海のマルタ島生まれのマルチーズは、
「犬の貴族」として知られております。
シルクのように輝く純白の被毛と愛らしい仕草、
また抱っこされるのに丁度よいコンパクトな体型など、
マルチーズは、人から愛されるために作られたワンちゃんのようです。
現にこのワンちゃんは、紀元前から王家や貴族たちから寵愛を受け
愛玩犬として飼育されておりました。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
マルチーズの被毛は、まるで光沢のある純白の絹糸のようです。
下毛はなく、シングルコート。
そのままにしておくとどこまでも伸びて、
しかも、ほとんど抜けることがありません。
ちなみに、抜け毛の多いワンちゃんの毛は、皆、短く、
逆にマルチーズのような長毛では、あまり抜けることがないのです。
被毛の色として基本は純白。
淡いタン、あるいはレモンなど。
ただし、飼育する場所によってもこの純白を保つのが難しい場合もあります。
マルチーズに限ったことではありませんが、
被毛の色が白のみに限定されるワンちゃんたちに共通していることは、
色素不足の個体が多くなっているようです。
このため、プードルとの掛け合わせなどが行われたことによって、
被毛が縮れてしまって、マルチーズの最大の特徴であっ
た純白の直毛が失われてしまったり、体高がプードル並みのマルチーズが
出現したりするようになってしまいました。
1970年には、わが国でもマルチーズは、
スピッツに続き記録的なブームになりました。
たくさんの人たちを魅了したのは、
なんといっても絹糸のような白く輝く被毛でした。
優雅に垂れさがった純白の被毛を引きずるように歩くマルチーズは、
まさに「犬の貴族」なのです。
また、もともとわが国では、白色の被毛犬が好まれる傾向にあったようです。
ただし、マルチーズは室内犬ですが、
それでも白毛は汚れが目立つという難点もありますから、
お手入れは欠かせません。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
「犬の貴族」といわれるマルチーズの歴史は、かなり古いものです。
他の犬種と比べて極めて特徴的なことは、3000年以上も前から、
人びとから愛玩犬としてのみ親しまれてきたことです。
マルチーズという名前の由来は、地中海に浮かぶマルタ島からとったもの。
しかし、現在のマルタ島では、
このワンちゃんの姿を見かけることはありません。
マルタ島は、古くから貿易の中継地であり、
そのため地中海周辺地域諸国のなかでは、最も文化が発達しておりました。
そして、そのころの貿易商人たちの手によって、
マルタ島に持ち込まれたアジア由来の小型犬を改良したのが、
マルチーズのはじめだとの説が残っております。
もっともこの説に、確かな根拠があるわけではないようです。
有史以前からのワンちゃんですから、
確かなことは解らないのも当然かもしれません。
いずれにせよ、貿易船の船員たちが船のなかで飼育されていたため、
次第に貿易の相手国へと広まっていったようです。
1813年、マルタ島がイギリス領へとなってから、
マルチーズはイギリスの女王や王室貴族たちから寵愛を受ける愛玩犬となり、
ヘンリー8世からエリザベス朝時代を通して、
貴婦人たちから抱き犬として大変な人気を博していきました。
もちろん現代においても、
世界中で高い人気を得ているワンちゃんでもあります。
19世紀、ヨーロッパで一大ブームとなったマルチーズですが、
現代でもその人気は衰えておりません。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
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ヨークシャーテリア